歩行時に自覚する左足先の運動麻痺が軽減した一例

【患者】70代後半、男性
【主訴】歩く時に左足に力が入らない
【既往歴】腰部脊柱管狭窄症術後
【現病歴】10年以上前に激しい腰痛が発生し歩行困難となり、近医整形外科にて脊柱管狭窄症と診断される。
3年前に腰部に手術をし、腰痛は軽減、歩行は可能になったが左足に力が入らなくなった。近医整形外科に定期的に通院しているが特に異常が見当たらないとのこと。その後、腰痛が再発したが以前のような激しい腰痛ではなく、日常生活は可能な状態。自転車に乗っての移動が生活の中で必要だが、左足に力が入らないのは危険であることから今はなるべく自転車の操縦は控えている。
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By jhocr