起床時に生じた急性腰痛による体幹前屈時の痛み改善例

【患者】30代後半、男性
【主訴】前屈みになると腰が痛い
【既往歴】急性腰痛
【現病歴】来院当日の朝、起床時に腰部から仙骨周辺にかけて鋭い痛みが走った。そのまま、しばらく動くことができず蹲ったままでいた。痛みがある小さくなってきた頃に起き上がったが、腰部・臀部周辺に痛みがあり壁伝いに歩ける程度だった。
昼過ぎから痛みが更に小さくなり、ゆっくりとした歩行は可能になったが体幹部を傾けると激痛が走る状態。約10年前から年に2~3回は急性腰痛を繰り返していた。学生時代は全国クラスのスポーツ選手で筋肉量が多く、筋力も強く、痛みにも慣れており、痛くならないような動きを無意識にできるとのことだった。
現在、スポーツは趣味程度で、筋肉トレーニングは筋力の維持レベルの中程度の負荷でおこなっている。
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