約3ヶ月前にバスケットボールの試合中に他選手と接触した際の手指過伸展による痛みの改善例

【現症】他動関節可動域(以下、ROM)右示指中手骨伸展約30°で右手掌側示指のMP関節周辺に痛み発生。
【施術と結果】本症例はバスケットボール試合中に他選手と接触した際に手指の過伸展によって右手掌側示指のMP関節周辺を痛め以来痛みが残存しており、同周辺に熱感、腫脹、皮下出血がなく右示指伸展により痛みが増大することから痛みの要因として同周辺の筋緊張を疑い同周辺を触察するとMP関節より近位約1cmの部位に0.5c㎡ほどの腱肥大を確認した。
　よって同部位に緩消法を約30秒施術したところ腱肥大が消失した。結果、右中手骨伸展ROM30°での右手掌側示指のMP関節周辺の痛みが10から0(NRS改変)になり、右中手骨伸展ROMが最大伸展まで可能になり痛みの発生も無くなった。指を反らしても全く痛みがなくなり「びっくりしました！」と驚かれた様子だった。