【患者】60代前半、女性
【主訴】右の股関節が痛くて歩きづらい。脚が前に出しにくく小股になる。
【既往歴】特記事項なし
【現病歴】約30年前、特に誘因なく歩行荷重時に右鼠径部に痛みを感じるようになった。当時、近医整形外科を受診し、レントゲン検査にて右変形性股関節症の初期と診断されていた。当時は痛み止め内服で効果なく、鍼灸やツボ治療などで一旦痛みはほぼ消失した。以降、軽い痛みは時々感じるものの治療に行くほどではなかった。約2年前に同様の痛みが再発し歩きにくくなった。痛み止めは飲みたくなかったため、今回は病院には行っていない。
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【現症】歩行動作をしてもらうと、荷重時に痛みを感じた。
【施術と結果】仰臥位にて、右鼠径部の痛みを感じる箇所を指で示してもらうと圧痛点があったため、まずはその箇所から施術開始。約2分で筋弛緩を確認。歩行動作をしてもらうと、荷重時の痛みは10から5(NRS改変)と小さくなっていた。
効果があったため続けて施術。約5分後、更なる筋弛緩を確認。歩行荷重時の痛みは10から3(NRS改変)と更に小さくなっていた。
続けて約10分施術。歩行荷重時の痛みは10から2~3(NRS改変)となった。「痛みも軽いし、歩幅が大きくなったのがわかる」と喜びの報告を受けた。