【現症】立脚時右膝関節軽度屈曲を呈しており、不安定であると報告を受ける。
【施術と結果】本症例は右膝関節痛はなく歩行が可能であるが、右足重心にて不安定感があある為、膝関節周辺部前面と後面の筋緊張がその原因であると考えた。
先ず、右膝屈曲拘縮により関節自動関節可動域(以下、ROM)伸展約ー20°である為、大腿部下部後面の内側と外側筋群に筋緊張がある為、それぞれに対し緩消法を約2分ずつ行い筋弛緩を確認した。次に膝蓋骨周辺部の筋緊張に対し緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。
右膝関節自動ROM伸展約ー15°となり屈曲拘縮が改善した。
歩行していただくと、足がしっかりしたとお喜びいただきその日の施術を終了した。