【患者】40代前半 女性
【主訴】動くと腰が痛い。腰が伸びない。
【既往歴】-
【現病歴】1週間程前に、特に誘因なく胸腰部後屈時に腰痛が発症した。その後、徐々に痛みが増悪している。
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【現症】胸腰部後屈動作時に腰部右側に運動痛あり。
【施術と結果】本症例は1週間ほど前から特に誘因なく腰部右側の運動痛を訴えており、患部周辺を目視および触察にて確認したが内出血・熱感・腫脹は確認できなかったため、痛みの要因は筋緊張と考え改めて患部周辺を触察したところ、第2腰椎(以下、L2)から第4腰椎(以下、L4)高位の正中から右に約6cmの部位に筋緊張が確認された。
はじめに、最も強い運動痛を訴えるL4高位の正中から右に約6cmの筋緊張部位に約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果胸腰部後屈時の運動痛は10から6(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約3分施術し筋弛緩を確認した。その結果胸腰部後屈時の運動痛は10から4(NRS改変)となった。ここで最も強い運動痛を訴える部位がL2高位の正中から約6cmの部位となったため、同部位周辺に約2分施術し筋弛緩を確認した。その結果、胸腰部後屈時の運動痛は10から3(NRS改変)となった。引き続き、同部位周辺に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、胸腰部後屈時の運動痛は10から0(NRS改変)となり消失した。
1週間前からの痛みがなくなってすっきりしたと喜ばれていた。