長時間のダーツ練習により発症した右前腕の痛みが3分で改善した例
【患者】30代半ば 女性
【主訴】フォームを変えたら力みが出ていたせいか翌朝から右腕が痛い。
【既往歴】―
【現病歴】ダーツのスローの際に右前腕に痛みが発生する。
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【現症】右手関節背屈時に右前腕伸筋群近位1/3付近から右上腕骨外側上顆にかけて痛みが発生。
【施術と結果】本症例は、ダーツスローの際に痛みが発生することから、その要因として、右前腕伸筋群の筋緊張により痛みが生じていると思われる。目視および触察するも腫脹や熱感は感じられない。右前腕を触察すると右前腕伸筋群近位1/3付近に筋緊張を確認した。 はじめに、右手関節背屈時に痛みを訴える右前腕伸筋群近位1/3付近の筋緊張部位に緩消法を約1分施術し、筋弛緩を確認した。結果、痛みは10から3(NRS改変)と小さくなった。
痛みに変化があったことから、さらに同部位の筋緊張部位に約2分施術し、筋弛緩を確認した。結果、痛みは10から0(NRS改変)と消失した。