【患者】40代後半 男性
【主訴】ついさっき、こちらに来る際に段差で右足首を捻挫した。
【既往歴】ー
【現病歴】約1時間前に、右足関節を捻挫。つっぱり感があり歩くと痛い。
続きを読む
【現症】安静時痛あり、右足関節の歩行時痛とつっぱり感あり
【施術と結果】本症例は約1時間前に右足関節を捻挫し、痛みが出現した為痛みを訴える右外果付近の筋緊張が要因と考えた。
はじめに右前距腓靭帯付近の疼痛部位に緩消法を約1分施術し、筋弛緩を確認した。結果、右足関節歩行時の痛みが10から7(NRS改変)となった。続けて同部位に約1分間施術した結果、右足関節歩行時の痛みが10から3(NRS改変)となり、つっぱり感が主観で7割減少したと報告を受けた。
痛みが顕著に軽減し、つっぱり感の方が気になるとの訴えから、施術部位を変更することとした。つっぱり感を訴える右長腓骨筋周辺の筋腹周辺に筋緊張を確認し、筋緊張部位に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。結果、右足関節の引張感が主観により消失したと報告を受けた。3日後に来院された際に、全く痛みがなく気にならなくなったとご報告を受けた。