眼精疲労から偏頭痛に繋がる痛みの改善効果 【患者】60代後半 女性 【主訴】目が疲れると頭が痛くなる 【既往歴】- 【現病歴】約40年以上前から肩凝りがあり、約10年前から酷い眼精疲労が出現し、同時に偏頭痛が起きている。 続きを読む 【現症】左側の眼の奥に常に違和感があり、同部位に痛みを感じる。同側の肩周辺と頚部に筋緊張が見られる。 【施術と結果】本症例は眼精疲労からくる偏頭痛であり、眼精疲労の要因は頚部の筋緊張による血行不良であると考えた。 触察にて前頚部の筋緊張を確認し、左右差を比べると患部である左側に強い筋緊張が確認できた。筋緊張が強いところに指を当て緩消法で約1分施術をすると、視界が明るくなったと患者本人が感じた。 更に頚部を全体的に緊張が強い箇所を弛緩させていき合計で約10分施術した。結果として目の奥で感じていた痛みは10から0(NRS改変)と消失した。 10年以上視界に霧がかかったようなモヤモヤがあったが、クリアになり驚いたと喜んで頂いた。