約4年間続く膝痛の改善例

【現症】階段を下りる際に右足着地時に右膝内側に荷重痛が発生。正座時も同部位に痛みが発生。
【施術と結果】本症例は約4年前にトレーニング中、右膝を受傷しそれ以来右膝内側に痛みが残存し、同部位に熱感、腫脹、皮下出血がなく荷重痛および正座時に痛みが発生することから痛みの要因は同周辺の筋緊張による血行不良であると考えた。
　 よって同周辺を触察すると大腿脛側の右膝関節内側上顆より近位約2cm周辺に筋緊張を確認した。よって同周辺に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認。結果、荷重痛は10から2(NRS改変)に減少し、正座時の痛みは消失した。次に荷重痛が残存していることから引き続き同周辺に緩消法を約30秒行い更なる筋弛緩を確認。結果、荷重痛は10から0(NRS改変)になった。
　 残時間は腰部の筋弛緩が膝痛防止に繋がる説明をし、腰部側面に緩消法を約20分行い腰部側面の押圧深約1cmから押圧深約3cmになったところで終了。引き続き膝痛が再発しないようにしたいとのことで通院中。