4カ月前からの帯状疱疹後の左脇腹の痛みの改善例 【患者】80代前半 女性 【主訴】左の脇腹がずっと痛くて仕方がない。 【既往歴】- 【現病歴】4カ月前に帯状疱疹が出て、それが治った翌日から左脇腹が酷く痛くなったが病院では原因不明と言われた。 続きを読む 【現症】皮膚から約1cm程度の深さの左脇が広範囲に渡って痛い。 【施術と結果】本症例は原因不明の左脇腹痛を訴えており、痛みの要因は左側の腰部及び左股関節周りの筋緊張と考え触察すると、共に広範囲に渡って筋緊張が確認できた。左股関節周りは特に筋緊張が強く、腰を深く曲げたままでないと歩けない程度であった。 座位にて左股関節周りの当該筋緊張部位に緩消法を約2分行なった。左脇腹の痛みを聞くと、痛みが10から7(NSR改変)へと小さくなったので、更に当該筋緊張部位へ緩消法を約5分行なうと、痛みが10から5(NSR改変)と小さくなった。 残り約20分の施術時間、左股関節周りの筋緊張部位に緩消法を行なうと、左脇腹の痛みが10から2(NSR改変)へと小さくなり、歩くのが凄く楽になったと喜びの報告をうけた。