30分以上座っていられない腰痛の改善例 【患者】20代前半 女性 【主訴】屈んだり椅子に座っていると腰が痛くなる 【既往歴】ー 【現病歴】約1週間前に誘因なく腰痛が発生した。過去に腰痛の経験はなく生まれて初めて痛くなった。 続きを読む 【現症】胸腰部前屈時で痛みが発現する。座位での姿勢保持の状態で約30分ほどで痛みが発現する。腰部患部に腫脹や熱感は見られなかった。触察にて腰部全体的に筋緊張を感じた。 【施術と結果】本症例は、誘因なく発生した腰痛であり、触察で腰部全体に筋緊張が確認できたので、腰部の緊張による血行不良が要因であると考えた。施術前の腰部押圧深は約1.5cmだった。 腰部側面から正中方向に向けて緩消法で筋緊張を弛緩させていき、約5分施術をした結果、痛みが10から5(NRS改変)と減少した。さらに合計で約30分施術をした結果、押圧深は約4cmとなり、痛みが10から0(NRS改変)と消失した。