約半年前に発症した膝関節痛の改善例

【現症】安静時痛はないが右膝鵞足部周辺に荷重痛あり。正座は可能だが痛みは発生。
【施術と結果】本症例は右膝鵞足部に痛みを訴えており同部位に熱感、腫脹、皮下出血がないことから40年前の半月板損傷による疼痛部位の筋緊張が残存していることが要因であると考え、同部位周辺を触察すると右膝内側顆より近位約1cmの部位に筋緊張を確認した。
　よって同部位に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、荷重痛は10から3(NRS改変)に減少したが正座での痛みは残存。更に触察範囲を広げると先の施術部位の約1cm周囲にも筋緊張が確認できたので同周囲に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、荷重痛は10から0(NRS改変)になり正座時の痛みも消失した。残時間は腰部の筋弛緩が膝痛の再発防止に繋がる旨をお話し、腰部側面に緩消法を約20分行い腰部側面の押圧深約2cmから押圧深約4cmになったところで終了。
　「楽に歩けます！」と喜んで頂けた。