テニス後に右腕三角筋周辺に起こった疼痛の改善例 【患者】50代後半 男性 【主訴】右腕を上げようとしたときに肩の付け根に痛みが出る。 【既往歴】膝痛 【現病歴】ほぼ毎日の様にテニスをやっている。テニスの直後に右肩三角筋の関節付近が、挙上時に疼痛発症。 続きを読む 【現症】右肩関節の動きの確認を行った結果。右肩部関節可動域自動(以下、ROM)は屈曲約90°で、肩関節周辺に痛みが発生し、そのまま屈曲を続けようとすると痛みが増す。 【施術と結果】本症例は、右腕挙上時に右肩関節上部の痛みと可動域制限を訴えており、筋の収縮時に疼痛が起こることから、三角筋上部に筋硬結か癒着様があると考えた。 その部位を触察すると2cm✖️1cmほどの癒着様を確認し、1分ほど施術、右肩部関節可動域自動(以下、ROM)は屈曲約90°で、痛みは10らか5(NRS改変)と軽減した。更に2分弛緩していくと痛みは10らか1(NRS改変)と軽減し、ほぼ気にならない状態だとご報告を受けた。テニスをほぼ毎日の様にやっており、過度な運動により癒着様や筋硬結、筋緊張が常に起こっており、休むことが大事であるということがわかり、休むことをご提案しました。