約2年前から発生した背部上部の痛みの改善例 【患者】50代後半 男性 【主訴】後ろ側の首の付け根あたりに常に鈍痛がある。 【既往歴】頚椎ヘルニア(5年前) 【現病歴】2年ほど前から誘因なく肩甲間部上部に安静時痛があり。 続きを読む 【現症】第2胸椎(以下、Th2)棘突起から左3cm・右3cm間の範囲に安静時痛があり。 【施術と結果】本症例は、常時安静時痛を訴えており触察と目視による熱感、腫脹、皮下出血などがなく痛みも軽度であることから痛みの要因は痛みが発生している範囲の筋緊張と考えた。 よって痛みが発生しているTh2高位の棘突起から左3cm・右3cm間の範囲を触察したところ強い筋緊張を確認した為、同範囲に緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認した。結果、同範囲の痛みは10から1(NRS改変)となった。 更に痛みが残存していることから、施術範囲を広げ筋緊張部位に緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。結果痛みは10から0(NRS改変)となった。