1年前から現れ出した下腿後面の痺れの改善例

【現症】左右下腿の腓腹部に常時痺れがあり、痺れの左右差は主観で左7：右10。歩行等の動作に差し支えるほど重度の痺れではない。
【施術と結果】本症例は左右下腿の腓腹筋部に常時痺れを訴えており、軽度の痺れであることから左右下腿への血行不良を疑い、その要因は左右腸骨稜周辺の筋緊張と考え同周辺を触察すると左右共に上後腸骨棘上部周辺約5cm幅に筋緊張を確認した。
　よって同周辺に緩消法を約3分行い筋弛緩を確認した。結果、左右腓腹筋部の痺れは主観で左消失、右8割減との報告を頂いた。更に右上後腸骨棘上部周辺に緩消法を進め、3分後に筋弛緩を確認。
　結果、右下腿の腓腹筋部の痺れが主観で消失したとの報告を頂いた。残りの施術時間は再発しないようにさらなる腰部の筋弛緩を目指し腰部側面へ緩消法を約15分実施し、腰部側面の体表より押圧深4cmになったところで終了。
　痺れの原因が椎間板ヘルニアではなく筋肉にあるということを納得されて帰られました。