起床時から続く頚椎の可動不全・可動時の痛みの改善例

【現症】以前にも似たようなことはあったとのこと。
動きを確認すると頚椎の左右回旋　自動関節可動域（以下・ROM）左回旋約５°・右回旋約３０°
頚椎の左回旋時に頚椎上部付近に疼痛が発生し、それ以上の動きはできない。
頚椎の前屈、左右の側屈時には疼痛は出ない。
【施術と結果】頚椎の上部を触知すると筋緊張が確認できる。急性に近い疼痛の可能性も考えられるが、静止状態では疼痛がないことから損傷はないと判断する。
　疼痛の発生部位が頚椎上部の左側であることから、筋弛緩部位も上部頚椎周辺に行う。側屈の動きでは疼痛がが発生しいことから、頚椎の左側屈にて緩消法にて筋を弛緩をさせる。
　３０秒ほど緩消法を行い、頚椎の可動の確認を行う。頚椎の左回旋　自動ROMが左回旋約３０°と可動域が広がる。
　頚椎左回旋時、頚椎上部付近の疼痛が１０から２（NRS改変）へ減少した。