【患者】60代後半 男性 【主訴】立っていると左右の脇腹辺りが痛い 【既往歴】ー 【現病歴】約1ヶ月前から特に誘因なく左右腹部側面に痛みが発現した。 続きを読む 【現症】立位で左右の腸骨より腹部約10cmまでの範囲で肋骨下部から下腹までの広範囲に痛みがある。立位以外の体位での痛みはない。 【施術と結果】本症例の痛みは特に誘因なく発現し、薄手の衣服の上からの触察で熱感、炎症は確認できなかった為痛みのある腹部周辺部の筋緊張が要因と考えた。 又、腹部の痛みは腰部側面の筋緊張が腹部の筋緊張をけん引してつながっていると考え腹部側面から施術し、腹部前側約5cmの範囲を施術部と考え座位にて施術を行った。 腰部側面を約5分施術し、筋弛緩を確認し、痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった。 痛みの変化を確認したため、更に同部と同部より腹部側に範囲を広め約10分の施術をし、筋弛緩を確認したところ、痛みは10から0(NRS改変)と消失した。 あれっ痛くないです。と驚かれていた。 投稿ナビゲーション 1週間前から発現した右背部痛の改善例歩行時に増悪する右膝関節内縁の痛みの改善例