ゴルフスイング時における左肩関節痛に関する改善効果

【現症】左肩関節ROMは自動で内旋約40°にて左肩峰下部付近に痛みが発生。
【施術内容・結果】本症例は、左肩関節内旋動作により左肩肩峰下部付近に痛みが生じる為、左肩関節周辺の筋緊張が痛みの誘発と左肩関節ROM制限の要因と考えた。
　初めに、疼痛部である左肩峰下部周辺を触察したところ筋緊張を確認した為、筋緊張部位に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認。結果、痛みが10から7(NRS改変)と小さくなった為、引続き同部位を約2分施術し筋弛緩を確認した結果、痛みが10から3(NRS改変)と小さくなり、左肩関節ROMは自動で内旋約60°と大きくなった。
　まだ痛みが残る事から触察を進めると、肩甲骨外側付近に筋緊張を確認した為、筋緊張部位に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認。結果、左肩関節ROMは自動で内旋約60°で変化は生じなかったが、痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
　確認のため、自院２階ゴルフ練習場にてスイングトップ時に痛みが無い事を確認。実際ボールを打ってみたところ、痛み無く打つことができとても喜んでいた。