【患者】60代前半 女性。
【主訴】左側のお尻から足首にかけてが痛い。
【既往歴】18年前大腸癌術後。
【現病歴】約5年前から特別な誘因なく左臀部に痛みが発生し、徐々に大腿後面、膝裏、下腿後面を経て足関節周辺にまで痛みが広がるようになった。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】60代前半 女性。
【主訴】左側のお尻から足首にかけてが痛い。
【既往歴】18年前大腸癌術後。
【現病歴】約5年前から特別な誘因なく左臀部に痛みが発生し、徐々に大腿後面、膝裏、下腿後面を経て足関節周辺にまで痛みが広がるようになった。
続きを読む【現症】左臀部周辺から下肢後面の走行に沿って左足関節周辺にかけて痛みが生じる。
【施術と結果】本症例は、左臀部から足関節にかけての痛みを訴えており、目視・触察にて熱感や腫脹は確認できなかったことから痛みの要因は筋緊張による血行不良であろうと考えた。
先ず、左臀部から下肢への広範囲の痛みは腰部の筋緊張が要因ではないかと考え、左臀部の痛みが生じる直上の腰部周辺に筋緊張を確認した。同緊張部位に緩消法を約3分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、左臀部から足関節にかけての痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった為、更に約5分施術し筋弛緩を確認した。その結果、左臀部から足関節にかけての痛みは10から4(NRS改変)と小さくなった。大きな変化が見られなかった為、痛みの発生する部位を再度伺い、大転子後上方の筋を示された。その部位を触察し、幅約0.5cm、長さ約0.5cm大のしこりのような筋緊張を確認し、同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、左臀部から足関節にかけての痛みは10から0(NRS改変)と消失した。