【患者】40代後半、男性
【主訴】3ヶ月前から寝られない程の顔面痛がある。
【既往歴】−
【現病歴】約4年前から顔面を含む全身の痛みを自覚するようになり、特に顔面の痛みが強く、睡眠に支障をきたす状態が続いていた。市販の鎮痛剤を使用しながら生活していたが十分な改善は得られなかった。約3ヶ月前より顔面の痛みが増悪し、日常生活や仕事への支障が強くなったため近医整形外科を受診。これまでの経過から線維筋痛症が疑われ、鎮痛剤を処方され服用したが、その後も症状が改善されなかった。
筋肉が原因で痛みが生じていると考え、AIで筋肉の弛緩方法を調べたところ当院を知り、YouTubeで施術内容を確認後、来院された。
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【現症】右頬部を中心とした持続的な強い疼痛あり。睡眠障害を伴い、デスクワークなどの持続姿勢で悪化した傾向がある。頚部を含む全身に筋緊張および圧痛を確認した。
【施術と結果】本症例は約3ヶ月前、線維筋痛症に伴う疼痛過敏に加え、頚部前面の筋緊張による血流不良が顔面痛の増悪因子であろうと考えた。
患者本人に最も痛みの強い部位を指示してもらい、その関連部位として外頸動脈周囲を触察したところ、筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した結果、安静時の右頬部の痛みは10から4(NRS改変)と小さくなった。
変化が確認できたため、引き続き同部位周辺に緩消法を約2分施術したところ、安静時の右頬部の痛みは10から2(NRS改変)と小さくなった。
変化が確認できたため、更に周辺部位に約3分施術を行い、筋弛緩を確認した。安静時の右頬部の痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
「4年間悩んでいた顔の痛みがなくなり、口を開けるのが非常に楽になった」と笑顔で帰路につかれた。