2日前から突発的に発症した飛蚊症が2分で改善した例

【現症】飛蚊症の症状として2日くらい前から左眼に黒い線(約10mmと30mm)が目尻から中心にかけて見えるようになった。視力低下などの他の症状はない。

【施術と結果】本症例は飛蚊症の症状であると考察し、左眼への血行不良に関わる頚部の筋緊張と考えた。先ず左内頚動脈周辺の筋である胸鎖乳突筋停止部の筋緊張を触察により確認し、緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。

　その結果、飛蚊症の症状はご本人の主観でほとんど消えたとご報告を受けた。目尻付近に3mmほどまだ残っていると言うことで、さらに約1分行い筋弛緩を確認した。その結果、主観で黒い糸くずの様なものが消えたとご報告を受けた。

　効果が確認できた為、引き続き左頚動脈洞周辺並びにその下方である左総頚動脈周辺の筋緊張部位を触察より確認し、緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。

　次に、施術箇所を頚部の筋緊張の根本的な要因と考える腰部の筋緊張を触察により確認し、残り約20分腰部の筋弛緩し終了した。

　「こんなに早く取れるなんて！びっくりした！」との喜びの報告を受けました。