【患者】20代後半 男性
【主訴】肩こりが酷くて体がだるい。
【既往歴】―
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】20代後半 男性
【主訴】肩こりが酷くて体がだるい。
【既往歴】―
続きを読む【現症】僧帽筋上部線維周辺に痛みを訴えるが、安静時痛や日常生活における肩関節可動域制限は確認できない。
【施術と結果】本症例は、約3か月前から僧帽筋上部線維周辺の肩こりを訴えているが、目視及び触察により腫脹や熱感が確認できなかったことから、痛みの一つの要因として、僧帽筋上部線維周辺の筋緊張による血行不良であろうと考えた。
はじめに、痛みを訴える僧帽筋上部線維周辺を触察し、筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約1分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、僧帽筋上部線維周辺の肩こりが10から5(NRS改変)と小さくなった。
変化が確認できたため、引き続き同部位周辺に緩消法を約2分施術したところ、痛みが10から0(NRS改変)と消失した。
つぎに、僧帽筋上部線維周辺の筋緊張を引き起こす原因として、腰部筋群の筋緊張が原因であると伝え、再発抑制を目的として腰部側面の筋緊張部位に緩消法を約25分施術し、筋弛緩を確認し施術を終了した。
肩が軽くなってスッキリした。と喜んだ様子で笑顔で帰路につかれた。