【患者】 60代前半 女性
【主訴】 左肩を挙げると痛い。
【既往歴】 ー
【現病歴】 約1か月前より左肩に違和感が生じ、肩を挙げる際に痛みを感じるようになった。近医整形外科を受診し、肩関節周囲炎と診断された。外用薬の処方を受けたが、症状が改善しないため、知人の紹介により来院した。
続きを読む緩消法研究会では、緩消法施術による症例報告を掲載しています。
【患者】 60代前半 女性
【主訴】 左肩を挙げると痛い。
【既往歴】 ー
【現病歴】 約1か月前より左肩に違和感が生じ、肩を挙げる際に痛みを感じるようになった。近医整形外科を受診し、肩関節周囲炎と診断された。外用薬の処方を受けたが、症状が改善しないため、知人の紹介により来院した。
続きを読む【現症】 左肩関節可動域(以下、ROM)自動で前方挙上約90°。
【施術と結果】 本症例は、約1か月前に明らかな誘因なく左肩の違和感と疼痛が発生した。肩関節周辺部の筋緊張が疼痛に関与している可能性を考え、さらに、症状が改善しない要因の一つとして腰部筋群の筋緊張であると考えた。
先ず、左肩関節周辺部の筋緊張に対して緩消法を約5分間行い、筋弛緩を確認した。その結果、痛みは10から5(NRS改変)に軽減し、左肩関節ROM自動で前方挙上約90°から約135°に拡大した。その後、可動域を拡大した位置で疼痛が残存していたため、さらに施術を継続した。左肩関節周辺部の筋緊張に対して緩消法を約10分間行い、筋弛緩を確認した。その結果、左肩関節ROM自動で前方挙上約150°に拡大した。
次に、腰部側面の筋緊張に対して緩消法を約10分間行い、筋弛緩を確認した。痛みは10から0(NRS改変)に消失し、その結果左肩関節ROM自動で前方挙上約165°に拡大した。
施術後、患者様から「痛みがなくなり、肩が動くようになった」とのご報告をいただき、帰路につかれた。