【現症】左肩関節可動域(以下、ROM)水平屈曲、自動運動約110°、外転約100°。安静時痛あり。
【施術と結果】本症例は、誘因なく左肩周辺の痛みを訴えており、痛みの要因は筋緊張による血行不良と推測。一番痛みが発生する動作を確認すると、水平屈曲時に左肩甲骨下部、第5胸椎高位(以下、T5)棘突起より左側に約5cm周辺に痛がみがあり、同部位に筋緊張が確認された。当該筋緊張部位に約30秒施術し、筋弛緩を確認した結果、左肩自動ROMは、水平屈曲約140°、左背部の痛みは10から0(NRS改変)となった。
短時間で痛みが消えた事に非常に驚いた様子で笑顔になられた。