2日前の交通事故による頚部痛に対する改善例 【患者】50代後半女性 【主訴】事故にあって首から肩が痛い。 【既往歴】ー 【現病歴】2日前、自動車乗車時信号待ち停車中、後方より衝突された。近医整形外科受診し頚部捻挫と診断。外用薬処方を受ける。 続きを読む 【現症】頚部自動関節可動域(以下、ROM)左回旋15°、後屈10°にて痛みが発現する。 【施術と結果】本症例は交通事故による外傷であり、目視にて患部に腫脹と熱感そして発赤は確認出来なかった。痛みを軽減し可動域拡大させる為、原因である頚部周辺部の筋緊張を弛緩する事とした。 先ず、一番痛む箇所をご指示いただき、緩消法約15秒行い筋弛緩を確認した。痛みは10から9(NRS改変)と小さくなった。効果があった為同部位に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。次の痛む部位をご指示いただき緩消法を約3分行い筋弛緩を確認した。痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった。頚部自動ROM左回旋15°、後屈10°では痛みはなく、左回旋30°、後屈25°まで拡大した。 短時間で動きが良くなった為驚かれ、自宅では安静をお伝えすると共に、軽く頚部の運動をするように指導を行った。