【現症】安静時痛はないが、頚部関節可動域(以下ROM)自動運動にて前屈約20°で第4頚椎高位頚部正中から右外方へ約3cm周辺に痛みを訴えている。
【施術と結果】本症例は、誘因はなく頚部の痛みとROM制限が発生しており、痛みの周囲を目視、触察すると損傷や熱感はなかったことから、痛みな一つの要因として、頚部周辺の筋緊張による血行不良と考えた。
当該部位を触察すると筋緊張を確認された為、同部位周辺に緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。その結果、頚部痛が10から2(NRS改変)と小さくなり、頚部ROM前屈約50°と大きくなった。変化が出た為、更に同部位周辺に緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。その結果、頚部痛が10から0(NRS改変)と消失した。