【患者】50代後半男性
【主訴】足がだるくしんどい。
【既往歴】ー
【現病歴】約3週前より足が重くだるい状態となり、近医整形外科を受診し外用薬の処方を受ける。
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【現症】左右大腿部後面から膝窩そして腓腹部に辛さがある。
【施術と結果】本症例は誘因なく発生している為、腰部筋群の筋緊張による下半身への血行不良が要因の1つであると考えた。
先ず、最初に右腓腹部に対して緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。辛さが主観で約2割減少したとご報告いただく。
足の辛さの原因は静脈血など老廃物の滞りによるもので、腰部筋群の筋緊張が原因であるとお伝えし、弛緩する深度により症状の改善に違いがあり、下腿部はより深部である為、時間がかかる旨をお伝えした。
次に腰部側面の筋緊張に対し緩消法を約5分行い筋弛緩を確認した。主観で大腿部後面と膝窩周辺部の症状が主観で約3割ほど軽減したとご報告いただいた。
効果があった為、続けて緩消法を約20分行い筋弛緩を確認した。主観で大腿部後面と膝窩周辺部の症状が主観で約7割ほど軽減したとご報告いただいた。
症状が楽になってきたことに驚かれ、腰の筋肉を軟らかくすることを実践していくとお話をされた。