起床後に発症した頚部痛の改善例

【現症】頚部自動関節可動域（以下、ROM）左側屈約20°で頚部左側に運動痛あり。
【施術と結果】本症例は、誘因なく今朝から頚部の運動痛を訴えており、その痛みの要因は頚部の筋緊張と考えて触察したところ、第6頚椎（以下、C6）棘突起から左に約4cmに筋緊張が確認できた。
　はじめに最も強い筋緊張が確認された、C6棘突起から約4ccm左の筋緊張部位に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果、頚部ROM左側屈約20°における運動痛は10から0（NRS改変）となり消失し、頚部ROMは左側屈約40°まで改善した。引き続き同部位周辺に約1分施術し筋弛緩を確認した。その結果、頚部ROM左側屈約50°まで改善した。
　短時間で痛みが改善したことを驚かれていた。