【患者】30代前半 女性
【主訴】朝起きたら左顎が痛くなっていて、口が少ししか開かない。
【既往歴】-
【現病歴】起床時に痛みが生じ、開口制限を伴う。親の紹介により当院へ来院。
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【現症】安静時痛はないが、開口約1.5cmで左顎関節周辺に痛みを伴う。
【施術と結果】本症例は、起床時に左顎関節周辺に痛みを訴えており、目視及び触察により腫脹や熱感は確認できない事から痛みの要因は、左顎関節周辺の筋緊張による血行不良ではないかと考え、痛みが生じている左顎関節周辺を触察したところ、左咬筋周辺に筋緊張を確認した。
同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認。その結果、開口時の左顎関節周辺の痛みは10から4(NRS改変)と小さくなり、開口は約1.5cmから約4cmとなった。変化が確認できたことから、引き続き同部位周辺に緩消法を約3分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、開口時の右顎関節周辺の痛みは10から0(NRS改変)と消失し、開口制限も確認出来なくなった。