【患者】80代前半 女性 【既往歴】− 【主訴】2ヶ月前、急に右の腰が痛くなった。 【現病歴】約2ヶ月前、特に誘因なく左回旋時に腰部右側に痛みが発生する。 続きを読む 【現症】座位での胸腰部自動関節可動域(以下、ROM)は左回旋約30°で第3腰椎棘突起より右外方へ約7cm周辺に痛みが発生する。安静時痛は確認できない。 【施術と結果】本症例は、約2ヶ月前から特に誘因なく腰痛を発症しており、目視及び触察により腫脹や熱感が確認できなかったことから、腰部の筋緊張による血行不良が痛みの一つの要因であると考えた。 触察にて、痛みを訴える第3腰椎棘突起より右外方へ約7cm周辺に筋緊張を確認した。同部位周辺を緩消法にて約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、座位での胸腰部ROM左回旋約30°における運動痛は10から0(NRS改変)と消失し、座位での胸腰部ROMは左回旋約40°と大きくなった。再発防止を目的として腰部への施術を約25分行い、筋弛緩を確認し、施術を終了した。 腰痛が改善した事に大変喜んだ様子だった。 投稿ナビゲーション 1分で片頭痛と耳の深部痛が改善した例3年前に発症した花粉症の症状が改善した例