出産後から続く月経痛の改善例 【患者】30代後半 女性 【主訴】毎月鎮痛剤を飲んでいるが、痛みがひどく鎮痛剤が効かない。 【既往歴】網膜剥離手術 【現病歴】毎月生理痛がひどく、近医婦人科を受診し、子宮筋腫があるとの事で鎮痛剤を処方された。 続きを読む 【現症】来院当日は月経痛が発生して2日目。鎮痛剤を服用しているものの下腹部の痛みがひどい。 【施術と結果】本症例は月経痛を訴えており、腰部の筋緊張により子宮への血行不良が痛みの要因の一つと考えた。 触察にて腰部側面の筋緊張を確認した。押圧深は約1cm。緩消法にて約10分施術し、押圧深は約2cmとなった。結果、下腹部の痛みは10から8(NRS改変)となった。 改善が見られた為引き続き同部位周辺を約20分施術し、押圧深は約4cmとなった。結果下腹部の痛みは10から3(NRS改変)となった。次の日鎮痛剤を飲まずに生活出来たと報告を受けた。