【患者】20代前半 女性
【主訴】肩こりが強く、1週間前から眩暈がある。
【既往歴】-
【現病歴】仕事がデスクワークの為、常々肩こりを感じていたが、1週間前から眩暈が出現した事によりインターネットで当院を知り来院。
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【現症】眩暈(ふわふわした感じで安定感が無い)あり。日常生活における頚部関節可動域制限は確認出来なかった。
【施術内容・結果】本症例は、肩こりと眩暈を訴えており、肩こりの要因として肩部の筋緊張と考えた。
初めに、1番肩こりを感じている箇所を示してもらったところ左僧帽筋上部線維付近を示した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により肩こりが4割減少したと報告を受けた。続けて、1番肩こりを感じている箇所を示してもらったところ右僧帽筋上部線維付近を示した為、触察により筋緊張を確認し緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により肩こりが4消失したと報告を受けた。
肩こりの消失は報告を受けたが、眩暈の症状に変化がみられない為、眩暈の要因として頚部前面の筋緊張により頚動脈の血行不良と考えた。触察により頚部を確認したところ左胸鎖乳突筋停止部付近に筋緊張を確認し緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により眩暈が約3割減少したと報告を受けた。触察範囲を広げたところ、施術部位より前方に3横指付近に筋緊張を確認し緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により眩暈が約6割減少したと報告を受けた。右胸鎖乳突筋停止部付近を触察により筋緊張を確認し緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認した。結果、主観により眩暈が約9割減少したと報告を受けた。腰部を筋弛緩する事で頚部の筋緊張も弛緩すると考えて腰部を施術し終了した。
眩暈の症状が改善した事を喜んで頂けた。