５日前より増悪した腰部痛に関する改善効果

【現症】第３腰椎・第４腰椎（以下、L3・L4）棘突起から４横指付近に痛み。日常生活における関節可動域制限は確認出来なかった。
【施術内容・結果】本症例は、５日前より腰部に痛みを訴えており、触察と目視による熱感や腫脹などが無い事を確認できた事により、痛みの要因として腰部の筋緊張と考えた。
　 初めに、触察により痛みを訴えているL3・L４高位の腰部側面に筋緊張を確認し緩消法を約５分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが１０から７（ＮＲＳ改変）と小さくなった。続けて同部位への施術を約１０分継続し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが１０から４（ＮＲＳ改変）と小さくなった。
　 腰部の痛みが４割程度になった事で再度、痛みの訴えている箇所を確認した結果、腸骨稜筋付着部付近を訴えた為、同箇所に緩消法を約３分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが１０から１（ＮＲＳ改変）と小さくなった。引続き同部位の筋緊張部位に緩消法を約２分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部の痛みが１０から０（ＮＲＳ改変）と消失した。弱い力で痛みが軽減していく事に驚かれていました。