【患者】20代前半 男性
【主訴】約3年前から頭が震える様になった。
【既往歴】-
【現病歴】約3年前から頭部が震えるようになり、近医脳神経外科受診し投薬治療中。
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【施術と結果】本症例は頭部の振戦を訴えており、近医脳神経外科にて本態性振戦と診断された原因不明の振戦である事から振戦の要因は頚部の筋緊張による血行不良だと推察し、触察したところ頚部全体に強い筋緊張を確認した。
先ず、頚動脈の拍動を感じる右胸鎖乳突筋周辺に約2分間緩消法にて施術し筋弛緩を確認した結果、振戦に変化は無かった。次に左胸鎖乳突筋の緊張部位に約2分間施術し筋弛緩を確認した結果、振戦は主観で4割減となった。次に頚部後面に筋緊張が残存していたため十分な筋弛緩を確認できるまで約10分間施術した結果、振戦は主観で5割減となった。頭部振戦の要因である頚部の筋緊張は腰部の筋緊張が原因だと説明し、再発防止のため腰部への施術を約30分行った結果、腰部側面の押圧深は施術開始前の約2cmから約4cmとなり筋弛緩を確認し本日の施術は終了とした。
「原因不明で悩んでいた症状が軽減した」とお喜びのご報告を頂いた。