40年前の事故で受傷してから、トイレに座るのも辛かった左膝痛改善例
【患者】50代後半 男性
【主訴】膝の裏が痛くて洋式トイレに座るのも、左膝を伸ばしたまま痛みを堪えて座っていく状態で辛い
【既往歴】ー
【現病歴】約40年前にオートバイ乗車中に事故に遭い受傷、以来、左膝窩の痛みは残存し続けていた
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【現症】約2年前からは、痛みが増悪、立位から椅坐位への移行に支障あり
【施術と結果】本症例は、左大腿部背面の膝窩から5横指近位から左膝窩にかけて痛みを訴えており、また膝屈曲動作時に痛みが出る事から、当該部位に筋緊張が残存していると考えた。健側と比して、患側当該部位に筋緊張を確認し、直接緩消法を施術する事とした。
まずは、痛みが一番強い膝窩に施術を開始、約1分30秒で筋弛緩を確認、痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。痛みが減少した事から、当該部位への施術継続する事とし、約2分で筋弛緩を確認、痛みは10から5(NRS改変)と小さくなった。ここからは、左大腿部背面へ施術箇所を拡大する事とした。
痛みを訴える箇所を施術し約8分で痛みは、10から2(NRS改変)となり、立位から椅坐位への移行が「違和感は残るが痛みが無くなってる。」と驚きの報告を受けた。他の部位への施術を希望された為、この時点で左膝への施術を終了した。