高校2年生から悩まされてきた腰痛が1回目の施術で消失した例

【現症】第4・第5腰椎（以下、L４・L5）高位の腸骨稜周辺に安静時痛あり。
【施術と結果】本症例は、約30年前から続く慢性腰痛であることから筋緊張による血行不良が痛みの要因であると考え、痛みを訴えるL4・L5高位の腰部左側を触察し、腰方形筋と思われる部位に筋緊張を確認した。
　 緩消法にて約１分弛緩したところ、痛みが10から５(NRS改変)となった。腰部側面の筋緊張がL4・L5高位の腰方形筋周辺の筋緊張を誘発していると考えられたため、腰部側面の施術に移った。触察にて腰部左側面の押圧深が約2.5cmであることを確認。緩消法にて約25分弛緩したところ、押圧深は約3.5cmとなった結果、痛みは10から0(NRS改変)と消失した。
　 長年悩まされた慢性腰痛が短時間の施術で消失した事に大変嬉しそうな表情であった。