【患者】50代前半 女性
【主訴】交通事故後から首が痛くなり、その後頭痛もでてきた
【既往歴】ー
【現病歴】約5年前に車の運転時に衝突事故後にあい、その後頚部痛が発症した。頚部痛発症後の約1ヶ月後から頭痛が伴うようになった。
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【現症】安静時も頚部、後頭部に痛みがある。
【施術と結果】本症例は、交通事故以来痛みがあることと、約5年が経過していることから、頚部の筋緊張が痛みの要因であると考えた。痛みのある頚部を触察したところ、頚部全体に筋緊張を確認し、特に後頚部に強い筋緊張が確認できた。まず後頚部に緩消法を約2分行い弛緩を確認したところ、頚部の痛みは10から5(NRS改変)と小さくなり、頭痛は10から3(NRS改変)と小さくなった。痛みの変化を確認した為、同部位に更に緩消法を約3分行い弛緩を確認した。頚部の痛みは後頚部のみ10から0(NRS改変)と消失し、頭痛は10から0(NRS改変)と消失した。後頚部以外の右頚部、頚部左側に痛みが残存した為施術部を頚部右側に移行し、緩消法を約3分行い弛緩を確認した。頚部右側の痛みは10から0(NRS改変)と消失した。続けて、頚部左側の筋緊張に緩消法を約3分行い弛緩を確認した。結果頚部左側の痛みは10から0(NRS改変)と消失した。「うわっ!首が軽い!痛くない!」と喜ばれた。