3日前から右前腕の強脹による掌握動作の困難感の改善例 【患者】80代後半 女性 【主訴】約3日前から包丁を握る時力が入りにくい。 【既往歴】肺炎 【現病歴】約1ヶ月程前から調理をしていると包丁が握りにくい時があった。約3日前くらいからは力が入らない。 続きを読む 【現症】右手指掌握時に強張がある。 【施術と結果】本症例は右手指掌握時に強張があり、右前腕の掌側と背側の筋緊張が要因であると考えた。 触察にて、右前腕の肘関節より遠位約5cmから10cmくらいの範囲の右掌側・背側それぞれに筋緊張を確認した。まず掌側の筋緊張部位に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。結果、主観で強張が約5割減少したと報告を受けた。 掌側の筋弛緩を確認したため、次に背側の筋緊張周辺部を約2分施術し、筋弛緩を確認した。結果、主観で強張は消失したとよろこばれた。