【患者】20代前半 女性
【主訴】階段の上り下りで左膝が痛い。
【既往歴】-
【現病歴】部活でダンスをしていて、1週間前に左膝の痛みを発症した。痛み止めを服用しながら現在もダンスやストレッチを続けている。
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【現症】階段昇降時に左膝関節内側に痛みが出現。膝関節の関節可動域制限は確認できない。
【施術と結果】本症例は、約1週間前から左膝の痛みを訴えているが、目視及び触察により同部位に熱感や腫脹がなく、特に誘因なく発生した事から筋緊張による血行不良が痛みの要因と考えた。
膝蓋骨上極より近位5cmの大腿直筋周辺に筋緊張を確認した。同部位周辺に緩消法を約2分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、階段昇降時の左膝の痛みが10から7(NRS改変)と小さくなった。変化が確認されたため、同部位周辺に緩消法を約5分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、階段昇降時の左膝の痛みは10から3(NRS改変)と小さくなった。 変化が確認されたため、同部位周辺に緩消法を約5分施術し、筋弛緩を確認した。その結果、階段昇降時の左膝の痛みは10から0(NRS改変)と消失した。 残り時間は再発防止のため、膝関節周辺部の筋緊張は腰部の筋緊張が要因と考え、触察にて腰部側面に筋緊張を確認し、緩消法を約15分施術し筋弛緩を確認し、施術を終了した。
「膝の痛みが治って足が全体軽くなった。」と笑顔で帰路につかれた。