【患者】40代後半 女性 【主訴】朝から立っていると左の踵が痛い。 【既往歴】ー 【現病歴】起床時から特に誘因なく立位で左踵部に荷重痛が発生。 続きを読む 【現症】左踵部に安静時痛は認められない。立位で左踵部に荷重痛あり。触察による熱感は認められない。 【施術と結果】本症例は左踵部の痛みを訴えており、左腓腹筋の筋緊張が要因と考えた。 左腓腹筋を触察した所、全体的に筋緊張を認めたが、左腓腹筋脛側、膝窩遠位約7㎝周辺に痛みを感じる箇所があり、その箇所を緩消法にて約2分筋弛緩を行った。その結果、左踵部の荷重痛は10から4(NRS改変)と小さくなった。痛みが小さくなったため、同箇所周辺をさらに約3分筋弛緩を行った。その結果、左踵部の荷重痛は10から1(NRS改変)と小さくなった。 次に左外果背側に約1分緩消法を行った結果、左踵部の荷重痛は10から0(NRS改変)と消失した。 「踵の痛みがふくらはぎから来ているなんて」と驚いておられた。 投稿ナビゲーション 10日前から続く頚部の倦怠感とふらつき感の改善例10日前から続く頚部の倦怠感とふらつき感の改善例