【患者】40代前半 男性
【主訴】目の疲れが酷くて辛い
【既往歴】-
【現病歴】約2年前にギックリ腰をしてしまい、それから肩凝りを強く感じるようになり、約1ヶ月前から酷い眼精疲労が出現し、デスクワークのため仕事に支障があり辛いとの事。
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【現症】両側の眼の奥に疲労感があり同部位に痛みも感じていて左右差は無い。頚部に痛みは無いが凝り感は強く感じている。
【施術と結果】本症例は眼精疲労を訴えており、眼精疲労の要因を頚部の筋緊張による眼の血行不良から起きていると考え、触察にて両側の胸鎖乳突筋と思われる筋の筋緊張を確認し、左胸鎖乳突筋と思われる筋の上部周辺の筋に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。
その結果、左眼の疲労感が50%減と報告を受けた。右側の同部位にも同様に緩消法を行い右眼の疲労感も50%減と報告を受けた。次に胸鎖乳突筋と思われる筋の筋緊張の要因を腰部の筋緊張から起きていると考え、触察にて腰部右側第2腰椎高位腰部正中から約10cm周辺の筋に筋緊張を確認し、同部位周辺の筋に緩消法を約10分行い筋弛緩を確認した。
その結果、両側の眼の疲労感が消失し感じないと報告を受け、両側の眼の奥に感じていた痛みも10から0(NRS改変)と消失した。残りの時間は再発抑制のため腰部の筋弛緩を行い施術を終了した。帰宅の際にこんなに改善するとは思わなかったと喜びの報告を受けた。