約３ヶ月間続く安静時でも動作時でも痛みが出て、ほぼ寝たきり生活を続けている症状の改善例

【現症】座位や立位で第3から第5腰椎周辺部と仙骨付近に疼痛が発現する。起立動作や歩行動作で痛みが発生し日常生活での歩行は困難である。
【施術と結果】本症例は20年前から悪化を辿る慢性腰痛であり、安静時痛と立ち上がり動作で疼痛が発現し、腰部全体に筋緊張が確認できたことから腰部全体の筋緊張が要因であると考えた。施術前の腰部押圧深は約2.5cmだった。
　腰部真横の第3腰椎高位を正中に向かって緩消法を約2分行い筋弛緩を確認した。その結果、座位で感じていた安静時痛が10から8(NRS改変)と減少した。更に施術を続け合計で緩消法を約60分行い筋弛緩を確認し、押圧深は約2.5cmから約4cmになり、座位での安静時痛は10から2(NRS改変)になった。