【患者】40代後半 男性
【主訴】腰を伸ばすと痛い。
【既往歴】-
【現病歴】腰部に慢性的な痛みがあり、特に腰部が痛む。作業仕事でコルセットをしているが約3年前から悪化傾向にある。
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【現症】安静時痛は無し。胸腰部関節可動域(以下、ROM)は自動で伸展約10°で胸腰部ROM制限が確認出来、腰部右側に痛みが発生。
【施術と結果】本症例の腰部痛は慢性症状である為、痛みの要因は腰部の筋緊張であろうと考えた。
触察にて第3腰椎(以下L3)棘突起より約8cm右側から第4腰椎(以下、L4)棘突起より約10cm右側に筋緊張を確認した為、筋緊張部位に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認。結果、痛みが10から8(NRS改変)に小さくなった為、引続き同部位を約2分施術し筋弛緩を確認した結果、痛みが10から6(NRS改変)に小さくなった。痛みが軽減されている事から、さらに同部位の筋弛緩を進め、緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認した結果、痛みが10から3(NRS改変)に小さくなり、胸腰部ROMは自動で伸展約20°と大きくなった。
コルセット装着時においても発生していた痛みが無くなり、これで随分作業がしやすくなったとの報告を受けた。