1年前から続く足底部の痺れの改善例

【現症】常時、右足底部が痺れている。
【施術と結果】本症例は、右足底部に常時痺れを訴えており、以前右下肢痛があったことからその関連も鑑み痺れの要因は右足底への動脈の血行不良であると考えた。
　まず、腸骨稜周辺の筋緊張を疑い触察すると第4腰椎、第5腰椎(以下、L4・L5)高位棘突起から右側約5cmから8cm幅の腸骨稜周辺に強い筋緊張を確認した。よって同周辺に緩消法を約2分行い筋弛緩を確認。結果、右足底部の痺れが主観で5割減との報告を受けた。更に同周辺に緩消法を行い1分後にL4・L5高位棘突起から右側約6cmの部位に3mm幅の癒着様のものを発見し更に緩消法を進めると約20秒で癒着様のものが消失した。
　結果右足底部の痺れは主観で消失したとの報告を受けた。次に施術時間が余ったので残時間は再発防止のために腰部の筋弛緩の重要性をお話し、腰部側面の筋緊張部位に緩消法を約20分施術し押圧深約2㎝から押圧深約4cmとなったところで終了。痺れの気持ち悪さが全く無くなったとのことでした。