【患者】40代前半 男性
【主訴】朝起きたら首が痛く徐々に痛くなり首が回らない。
【既往歴】ー
【現病歴】今朝、起床時に頚部右側に痛みを感じ時間経過とともに痛みが増大し、頚部回旋が困難な状態。
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【現症】自動関節可動域(以下、ROM)頚椎左回旋約20°・右回旋40°で第5頚椎(以下、C5)棘突起から約4cm右側周辺に痛み発生。ROM制限あり。
【施術と結果】本症例は頚部右側周辺に頚部回旋による運動痛を訴えており、痛みの要因は同周辺の筋緊張と考え、触察すると痛みが発生しているC5高位の棘突起より約4cm右側周辺に筋緊張を確認した。
よって同周辺に緩消法を約1分行い筋弛緩を確認した。結果、施術前の回旋による運動痛は消失したとの報告を受け、頚部ROM左回旋約50°・右回旋約50°にROM制限は改善した。次に頚部回旋による運動痛が残存しているということで更に同周辺に緩消法を約1分行い更なる筋弛緩を確認した。結果頚部ROM左回旋約50°・右回旋約50°での運動痛は消失したとの報告を受けた。残りの施術時間は頚部痛の再発防止には腰部の筋弛緩が重要である旨をお話し、腰部側面に緩消法を約20分行い押圧深1.5cmから押圧深4cmになったところで終了。
短時間で首が回るようになりご本人はびっくりされてました。