約2分で改善したサッカー少年の左膝関節痛に関する改善効果
【患者】8歳 男性
【主訴】サッカーをしている時に膝が痛い。
【既往歴】-
【現病歴】約1ヵ月前に両膝関節に痛みが発生したが約1週間で右膝関節は痛みが消失した。左膝関節の痛みが残存している事から当院に来院。
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【現症】椅子からの起立動作による臀部離床期に左膝関節内側に痛みあり。
【施術内容・結果】本症例は、左膝関節内側に痛みを訴えており、触察・目視により熱感や組織損傷が確認できない事から左膝関節内側周辺部の筋緊張が要因と考えた。
初めに、左膝関節周辺部を触察し疼痛部位である左縫工筋付近に筋緊張を確認し緩消法を約40秒施術し筋弛緩を確認した。結果、椅子からの起立動作による臀部離床期の左膝関節の痛みが10から3(NRS改変)と小さくなった。施術部位から左縫工筋を起始部に向かって触察したところ約5cm部位に筋緊張を確認しため緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認した。
結果、椅子からの起立動作による臀部離床期の左膝関節の痛みが10から0(NRS改変)と消失した。約2分の施術時間で痛みが無くなった事に驚き、1か月後のセレクションに向けて練習を頑張れそうと喜んでいた。