右寛骨臼回転骨切り術後に残存する右股関節痛の改善例

【患者】60代前半、女性
【主訴】右の股関節周りが痛い
【既往歴】右寛骨臼回転骨切り術(約30年前)
【現病歴】レントゲン検査にて股関節臼蓋形成不全があり、変形性股関節症と診断され、約30年前に回転骨切り術を受けた。術後、痛みは減少したが残存していた。約4年前から痛みが増加しており、特に、椅子やベッドから立ち上がる時や歩行開始時の痛みが気になる。現在、痛みが強い時には鎮痛剤の内服や坐薬を使用している。レントゲン検査は、手術を実施した病院にて定期的に行っている。
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