2週間ほど前から続く肘痛の改善例

【現症】右肘頭周囲に安静時痛があり、右肘関節自動屈曲約145°(以下、深屈曲)で右上腕内側上顆より遠位約1㎝の部位(以下、右肘)に痛みが増強。
【施術と結果】本症例は、右肘頭周囲に持続痛を訴えており、同周囲に腫脹、熱感、皮下出血もなく深屈曲時に右肘に痛みが増強することから、痛みの要因は同部位の筋緊張と考えられるため触察にて確認できた筋緊張部位に緩消法を約1分施術し筋弛緩を確認。
　結果、右肘頭周囲の持続痛が10から0(NRS改変)、深屈曲時の痛みが10から5(NRS改変)になったとの報告を受けた。
　次に、同部位の痛みの要因として腸骨稜に付着する筋肉の筋緊張も考えられるため、触察した結果上前腸骨棘内側約１㎝の腸骨稜周囲に筋緊張を確認した。
　よって同周囲に緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認。結果、深屈曲時の痛みが10から0(NRS改変)になったとの報告を受けた。次にスポーツによる怪我の防止も含めて腰部の筋弛緩の重要性を説明し、腰部側面に緩消法を20分施術し押圧深約2㎝から約4㎝と大きくなった時点で終了。
　「また痛めることもあると思うのでその時はお願いします。」と笑顔で帰られました。