胡座の体勢がとれない膝関節痛の改善例

【現症】左膝関節全体に痛みがあり、左膝関節可動域（以下、ROM）は自動で、屈曲約100°で痛みあり。伸展は制限無し。
【施術と結果】本症例は、左膝関節屈曲時に左膝関節全体の痛みを訴えており、痛みの要因として左膝関節周辺の筋緊張と考えられ、触察にて大腿直筋周辺部の筋緊張を確認し、緩消法にて約3分施術を行い筋弛緩を確認した。結果、左膝ROMが自動で、屈曲約110°と大きくなった。　左膝関節周辺の筋緊張の要因として、腰部の筋緊張と考えられた為、腰部側面から上前腸骨棘内側周辺にかけての筋緊張部に緩消法にて約30分施術を行い筋弛緩を確認した。結果、左膝ROMが自動で、屈曲約130°と大きくなった。左膝関節全体の痛みは10から3（NRS改変）と小さくなり、胡座体勢でのテーブル作業が出来ると報告を受けた。